豆豆社の食育

こんな発見からはじまりました

それはもう15年ぐらい前のことですが、缶詰を食べるときに、親が缶をあけてそのまま食べるおうちの子どもたちは大人になってもそのまま食べ、親が缶からお皿に盛り付けて食べるおうちの子どもたちは大人になってもお皿に盛り付けて食べるということです。最近は缶詰よりも惣菜に変化し、また、お刺身のプラ容器にも同じことが言えます。
では、なぜでしょう?

こんな発見からはじまりました
蛙の子は蛙

蛙の子は蛙

簡単です。子どもたちは、親がやることを真似て育つのです。ここでお皿に盛り付けてパセリや大葉のハーブを添えたら、どうでしょう?きっと子どもたちは将来、自分が食べるときにそのことが頭のなかによぎり、そうしていくかもしれません。つまり、食育とは難しいことではなく日々、家庭のなかで親たちが(おばあちゃん、おじいちゃん)が伝えてきたことなんです。しかし、共働き時代になってからみんなやっぱり忙しくて日々、こまめに食事を用意することがしたくてもできなくなり素早くできることを考えてしまいます。惣菜、インスタント、ファストフード、コンビニ飯…といろいろありますが、豆豆社はそれらを否定しません。すべておうちで食事を用意してくださいと言ったらそれは各家庭の事情がありますから無理強いになります。また、好き嫌いのキャパシティも広く考えています。なぜなら農薬を使用した野菜を口にした子どもの身体が拒否しているということもあるのです。ですから、食べないのです。
では、どのようにしましょうか?

味覚と脳の親密な関係

まず、おうちでの食事の用意は毎日ではなくてもいいから、週に1回は準備してほしいと思います。また、安心・安全は当たり前のように考えていきましょう!そのコツや情報をこれから豆豆社は提案していきます。また、できうる限りお寄せいただいた質問にお答えしていきたいと思います。ここで、5つの味覚「塩味」「甘味」「酸味」「苦味」「うま味」について話します。正しい味覚は、小学校6年生ぐらいまでにしっかり記憶していて、ここで覚えてしまえば、健全な味覚を取得します。味覚と脳はつながっています。調味料について、お塩は海水のミネラル分が豊富な自然のお塩、また、お砂糖もサトウキビから採れた黒糖などの自然のお砂糖、お酢も、みりんもできれば自然のものをお願いします。これは子どもたちの味覚の育成にはとても大切なことです。さらにもう一つ、お味噌汁をつくるときの出汁です。今は便利な出汁調味料が売られていますが、月に一度でいいですから、かつおぶし、昆布、干しシイタケで出汁をとってみてください。これで本当の自然の「うま味」を味わうことができるのです。

味覚と脳の親密な関係
豆豆社の食育について

豆豆社の食育について

(株)豆豆社、松木は2000年より全国の小学校の現場を視察し、小学生の育成を目指す新たな食育プログラムの方向性と展開の研究をはじめ、この研究はのちに公立宮城大学大学産業学科修士論文「小学生を対象とした食育プログラムの現状と課題」としてまとめました。これらを基盤に、これまで全国からいただいた意見に基づき、オリジナルのコンテンツを作成し、地域性に応じた体験型のテキストを提案しております。

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